自律神経失調症とパニック障害は違うのか?

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xusenru / Pixabay

パニック障害は、突然の動悸や発汗、めまい、震え、胸の息苦しさや不快感といった体の異常と共に「このまま死んでしまうかもしれない」というような強い不安感に襲われる病気です。

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この発作は「パニック発作」といわれ10分~1時間以内にはおさまります。

あまりの恐怖に救急車を呼んでしまう方もいますが、病院に着き診察を受ける頃には発作はおさまり、検査しても異常がみられず、時には気のせいなどと言われてしまうこともあります。

パニック発作が頻繁におこり、検査をしても身体的な異常が見つからないのがパニック障害の特徴です。

 

日本で認知されてきたのはつい最近ですが、100人に1人はパニック障害にかかったことがあるとも言われています。

パニック障害自体は命に関わる病気でありません。

慢性化する前に適切な治療をすれば治りやすい病気だと言われています。

次の項目のうち4つ以上が当てはまる方はパニック障害の可能性があるとされていますのでチェックしてみましょう。

・突然心臓がドキドキしたり脈拍が早くなる
・息切れや息苦しさを感じる
・手の平や全身に汗をかく
・のどの詰まりを感じる
・胸の痛みや圧迫感、不快感がある
・吐き気や腹部の不快感がある
・めまい、ふらつき、または気が遠くなるような感じがする
・自分が自分ではない感覚が起こる
・自分がコントロールできなくなって気が狂うのではないかという恐怖に襲われる
・このまま死んでしまうのではという強い恐怖を感じる
・体や手足がふるえる
・しびれやうずきを感じる
・冷たくなったり火照ったりする感覚がある

どうでしたか?

不安は誰もが持っている感情です。

しかし常に頭から離れないほどの病的な不安で、日常生活に支障をきたすような状態を「不安障害」といいます。

またあの発作が起きるのではないかと予測して心配し、誰も助けてくれない、次は死んでしまうかもしれない、その場所から逃げ出せないなどの不安にとらわれます。

「あの場所に行くとまた発作が起きるかもしれない」と一度発作が起こった場所に行けなくなることもあります。

 

発作が起きた場所が通勤中の電車やバスの中だった場合、会社に行くことが出来ず社会復帰が難しくなる方もいるほどです。

そして、発作が起きてもすぐにその場から逃げられないないような所、例えば人ごみ、エレベーター、美容室や歯医者、スーパーのレジ待ちなどを避けようとします。

そしてだんだんと一人で外出することができなくなり、生活に支障が出てしまうのです。

一方、自律神経失調症の主な症状は…

動悸、頭痛、慢性的な疲労、だるさ、めまい、ほてり、不眠、便秘や下痢、頻尿、手足のしびれ、口やのどの不快感などの他に、イライラ、憂鬱、不安感、落ち込み、やる気が出ない、感情の起伏が激しくなるなどの精神的なものまであります。

こちらも次の項目のうち4つ以上当てはまると自律神経失調症の可能性があります。

・心臓が急に早くなったり脈拍が飛んだりする
・めまいや耳鳴り、立ちくらみをよく起こす
・胸が締め付けられたりざわざわする
・息苦しくなるときがある
・手足か冷える
・胃の調子が悪く下痢や便秘を繰り返す
・肩こりや腰痛がなかなか治らない
・手足がだるくなる
・顔や手足だけ汗をかく
・やけにまぶしく感じる時がある
・朝起きる時に疲労を感じる
・寝ても寝ても寝たりない
・怖い夢をよく見たり金縛りにあう
・気候の変化に弱い
・咳がよく出る
・喉に違和感があり飲み込みつらい時かある

どうでしたか?

パニック障害のチェックと似ていると感じませんでしたか?

自律神経失調症とパニック障害は症状が似ているため、医師によって診断が変わることがよくあります。

自律神経失調症の原因は交感神経と副交感神経のバランスが崩れるためだと言われています。これは、ホルモン、ストレス、生活習慣の乱れなどによって起こります。

パニック障害の原因は、恐怖や不安に関係している神経伝達物質と、興奮を抑える神経伝達物質とのバランスが崩れるためと考えられています。

原因も非常によく似ていますね。

 

パニック発作は自律神経の誤作動だと言えるので、そういう意味ではパニック障害は自律神経失調症の一つととらえる事ができるでしょう。

 

しかし、自律神経失調症の定義として「顕著な精神疾患のないもの」とあるため、精神疾患を満たした「パニック障害」は自動的に自律神経失調症と診断できなくなるのです。

 

パニック障害は、他の不安障害と比べて薬の効果が期待しやすい病気と言われているため、主に薬物治療が勧められています。

 

薬を使うことで、パニック発作や予期不安といった症状が落ち着いていきます。症状をコントロールし、安心感と回復への自信が持てるようになったら精神療法を少しずつ行っていきます。

 

自律神経失調症の治療としては、薬物療法の他にアロマやサプリメント、音楽療法や整体など、人それぞれ自分にあった方法を見つけ症状が改善している方も多いようです。

 

いずれにせよ、自分はどんな病気なのか?我慢せず早期に信頼できる医師に相談することが改善の第一歩です。

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自律神経失調症は周りに理解されにく病気なので、家庭でも職場でも孤独を感じやすいです。

 

1年以上自律神経失調症で悩んでいるならお試しください。

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